清風万里

いろいろと大変なことも多いですが、それもまた楽しいではないですか。

『ふしぎな仏教』

タイトルの書籍を読みました。

大澤真幸さんと橋詰大三郎さんの対談です。

 

仏教について、勘違いしてました。

シャカは人間なんですね。

そのシャカが悟ったということが仏教の根本。

そう考えてみると、自己啓発的ですね。

個人主義的、合理主義的な考え方。

これって、すごい自分に合っています。

 

でもほんとうにその通りだと思うんです。

 

現在のように、日本中が左右対立の中で騒然としているときであっても、

心を静めれば静かな時を得ることができます。

反対に、日本中に争いのないときであっても、心が騒げば、どんなつまらないことでも騒げます。

人間とは、このような自由に生きるはたらきを持っていると思うのです。

このことに気づくことが悟りであって、

いつも悠々と生きたい人は、そのように生きることができます。

瞬時も休まずに緊張をしていたい人は、そのように生きることもできます。

人間が生きているということは、

ほんとうに楽しいことです。

 

生きていることがつらい人たちもいると思います。

ぼくも昔はそうでした。

でも、きっと。